構造生物 Vol.1 No.1 1995年9月発行

お知らせ

共同研究者を求む

訳 Y.B.Horn

私の専門は構造化学です。以下に述べる研究を行うため公的研究機関及び企業に属する研究者の方々と共同研究を行いたいので興味のある方は上記の方法で私Ernst HORNまでご連絡下さい。お待ち申し上げております。


ペプタイドは生物を制御する多種多様の機能を持っています。これらの機能の特性、特にneuropeptidesが動物や人間の中枢神経系の特別な区域を刺激し、記憶能カの飛躍的な増大を達成する研究は基礎科学的にも又医学、薬学的にも極めて重要であり、興味のあることです。

最近、比較的小さなペプタイドで薬理作用の大きなアミノ酸配列を見つけ、新化合物合成の可能性と医学的重要性を証明しました。未だ実験としては初歩的段階ですが、幾つかのペプタイドを化学合成し、来日する前、人体実験も含め、このペプタイドが神経病理学及び精神病理学に応用出来ることを発見し、口答発表しました。上記の研究を発展させるためには多くのペプタイドを合成し、行動実験を行い、更にこれらを商品化させるマーケテイングの専門家の方々との共同研究が必要であると思っています。