構造生物 Vol.1 No2
1995年12月発行

電子計算機並びにソフトウェアー購入状況


坂部知平

TARA坂部プロジェクト代表

Present status of Computers and Softwares for the Project

Reader of TARA Sakabe Project Noriyoshi SAKABE

In FYl995, a Mac 9500/120, Mac 7100/80AV, S-4/5 model llO, J1-PB620-AA Alpha Station 600 5/266 work station, and Power Indig02 with High IMPACT graphyc controller is going to be installed at the All2 room. Software; WEIS, CCP4, PROTEIN, XTALVIEW and XPLOR and AUTOMR have already been obtained, and DENZO, O, TURBO-FRODO, MOLSCRIPT and Xsight will be installed in FYl996.

These will be open to the project melnbers and they can use them even from their own laboratory using networks.

平成7年度はTARA用実験ステーションの建設を最大の目的としているが、 次に不可欠なのは電子計算機類の整備である。そこで、第2班班長・東常行氏の 要求及び全体な計画遂行を加味し電子計算機及びソフトの準備を行っている。 TARA用の本建築が完成するまで、坂部プロジェクト用計算機は筑波大学・ 共同研究棟A112室に設置する。これは本来坂部知平の居室として借り受けて いるものなので、電力などが不足していた。そこで今年度はまず、100Aの電 力増強工事、および空調等の工事を行った。

Mac9500/120、Mac7100/80AV各1台は既に設置され、ビームタイム予約用ホ ストコンピュータとして購入するSun1台も12月11日に設置される予定であ る。詳しい内容は表1を参照されたい。ワークステーションとしてA1pha600 5/266(表2)を計算用にまず1台購入し、平成8年2月に設置する予定である。 2台目の購入時期及び5/266を将来5/300にする必要があるかどうかは、今後需 要を見ながら第2班に検討していただく。グラフィックス用にPowerIndigo2に HighI皿PACTを組み合わせたもの(妻3)を購入し平成8年3月末には設置出来る 予定である。

本プロジェクトのメンバーが使用出来るソフトウェアとして下記のものを既に 購入或いは提供を受けた;
WEIS
CCP4
PROTEIN
XTALVIEW
XPLOR
AUT0MR

また平成8年度中に購入或いは提供を受ける予定のものを下記する;
PROCESS
DENZ0
0
TURB0-FRODO
M0LSCRIPT
Xsight

このうちXsightは特に高価であるが大変便利だという意見が多かったので購入 することに決定した。Xsightがカバーする領域を図1に示す。この図は販売会社 菱化システムよリ提供され掲載の許可を得たものである。このほか第2班が行っ たアンケートの中で要求されていることについては東班長と相談しながら、平成 8,9年度中に用意できるよう検討する。

これらの機器及びソフトウェアは用意ができ次第プロジェクトメンバーにオー プンする。ネットワークを用い各自の端末からアクセスして使用出来るようにす る。但しグラフィックスは筑波大学までお越し願わなければ実用上意味がない。


ご意見、ご要望などは下記のアドレスにメールを下さい。
sasaki@tara.met.nagoya-u.ac.jp