構造生物 Vol.1 No2
1995年12月発行

編集後記



 1995年も残すところ2週間となりました。今年1年を振り返ってみると、 TARA坂部プロジェクトが正式に発足し、総会並びにセミナーの開催、機関誌 「構造生物」の発行など、このプロジェクトにとっては有意義な年だったと思 います。来年にはBL-6Bが稼働するのでより一層の発展が期待されます。

 「構造生物」第2号では、特集として『構造生物学センター』という題材を 取り扱いました。この企画は、冒頭に掲載した坂部先生からのご提案を各分野 の方々にお送りし、『構造生物学センター』について感じた事をそれぞれの立 場で自由に論じて頂いたものです。各先生からのご意見を大変興味深く拝読さ せて頂きましたが、構造生物学を行う上で生物学の分野との有機的な連携が求 められているということを強く感じました。今後も、この『構造生物学センタ ー』に関するご意見ご感想を取り上げ、さらに議論を深めて行ければと考えて おります。

 編集委員にとっては、実際に構想を練り原稿集めを行ったという点で、今回 初めて編集作業に携わったと言えます。何分にも不慣れなため、急な原稿依頼 や連絡の不徹底など、皆様にもご迷惑をおかけした事と思いますが、おかげ様 でようやく発行にこぎつけることができました。どうも有難うございました。 もちろん、まだまだ改善すべき点が多々あると思いますので、ご意見などあり ましたらお知らせ下さい。
(H.K.)

編集委員会

委員長 栗原宏之 (山之内製薬)
委 員 三浦圭子 (萬有製薬)
委 員 酒井宏明 (筑波大)
顧 問 田仲可昌 (筑波大)


ご意見、ご要望などは下記のアドレスにメールを下さい。
sasaki@tara.met.nagoya-u.ac.jp