構造生物 Vo.2 No.2
1996年10月発行

IP読取機設置方法の変更等についての報告とお詫び


渡辺信久, 鈴木守


平成8年9月12日

TARA構成員各位

 PFタンパク質結晶構造解析用実験ステーションでは,夏期運転停止中に図のようにIP 読取機の設置場所等の変更作業を行いました。

●BL-6A

 大型IP読取機1号機の修理が終了したのに伴い,同号機を実験ホール一般側室A-15 に設置しました。また,同時に大型IP読取機2号機をBL-6Aデッキ2階部分に移設 しました。これに伴いBAS2000読取機を1階部分に移動しました。

●BL-6B

大型IP読取機5号機および6号機をBL-6Bデッキ2階部分に移設しました。

 これまで全大型IP読取機をBL-5部分の1階床面に設置してありましたが,これは実験 ホール機器等配置担当者に大型IP読取機の立ち上げ調整終了までという条件付きで特別に許可してもらっていたものです。この移設に伴い,大型IPをデッキの2階で読み取り作業 を行わなければならないという不都合が生じますが,今回この移設を行うことを条件に実験ホール一般側室A-15の占有を許可してもらいましたので是非ともご理解いただきますようよろしくお願いいたします。なお、現在大型IPをハッチ上下に運搬するための簡易リフトの製作を計画中です。

●BL-18B

 大型IP読取機3号機の実験ホール外周部分の不可侵領域までの張り出しを解消するた め,IP読み取りハッチの改造を行い,大型IP読取機3号機,4号機を同読み取りハッ チ内に設置しました。

 なお,この移設に伴い,ハッチ出入口の変更を行いました。これによって読み取りの際に若千遠回りをする必要が生じましたが,実験ハッチ出入口での干渉という不都合は無くなりますので是非ともご理解いただきますようよろしくお願いいたします。また,同時に2階デッキを拡張し,機器,キャビネット等の設置を若干変更しました。


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