構造生物 Vol.3 No.1
1997年2月発行

編集後記



 早いもので編集の仕事に携わってから一年余りが経過しました。この間にTARA用実験ステーションBL-6Bが立ち上がり、可搬型プレハブハウスも建設されました。また筑波大にTARA本部の実験ホールが建設されるなどTARAの研究環境もいよいよ整ってきた感があります。BL-6Bで測定したデータを基にした研究成果も今年はどんどん発表されることと思います。

 本誌では基礎セミナーとして低温下におけるデータ測定と蛋白質の作成技術にスポットをあてて、3回あるいは4回にわたり基本的な操作について解説して頂いてきましたが、今号でそのシリーズは終了します。執筆者の方々が非常に熱心にまた丁寧に解説して下さったおかげで、とてもわかりやすい読み物になったと思います。どうも有り難うございました。これからも読者の皆さんのご要望にかなうような題材を選んでいきたいと思いますので、ご協力をお願い致します。また、学術雑誌等のフオーマルなところでは扱わないソフトな記事を掲載していくことも機関誌の大切な役割の1つですので、掲載を望む事柄があれば編集委員にお知らせ下さい。

なお、前号まで編集委員として多大な貢献をして下さった酒井宏明氏に代わり、今号から第一製薬の鈴木誠氏が編集委員として協カして下さることになりましたので、ここにご報告致します。
(H.K.)

編集委員会
委員長 栗原宏之(山之内製薬) kurihara@yamanouchi.co.jp
委員  三浦圭子(萬有製薬) miurakk@banyu.co.jp
委員  鈴木誠(第一製薬) 1eh01440@niftyserve.or.jp
顧問  田仲可昌(筑波大)

(* 三浦さんのe-mail addressが少し変わりました)


ご意見、ご要望などは下記のアドレスにメールを下さい。
sasaki@tara.met.nagoya-u.ac.jp