構造生物 Vol.3 No.3
1997年12月発行

編集後記



 編集委員を始めた時は、今までやったことがない素入が引き受けてもうまく できるのであろうかと先が見えなかったのですが、いつのまにかVol3,No.3を 編集するまでになりました。実に感慨無量です。

 これもひとえに、プロジェクトの中心でご活躍の坂部知平先生と編集実績の 豊富な坂部貴和子先生の行動力と、X線構造解析分野に顔が広くて人望のある 栗原編集委員長の努力の賜です。

 私の方は、恩い当たるところと気になるところを次々に挙げて基礎セミナーを 続けられるように編集委員長に相談してきたことや、TARAプロジェクトで購入 した解析ソフトウエアに関するレポートを書いたぐらいであまり活動していない ので、編集後記を書くのも少し気が引けています。

 それでもこの機会に伝えておいた方がよいことがあります。
今まで続けてきた基礎セミナーのテーマは蛋白質の発現および精製という流れで まとめてきたり、低温測定および動的光散乱の活用に関する参考資料になったり してきたと思いますが、そろそろテーマが尽きてきてしまいました。
 これ以外にどういうことを皆さんが知りたがっているのかあるいは今とても 有効なことがあるけれども未だ広く紹介されていないことは何かといったような 皆様のお知恵を拝借したいと思っています。

 本来ならば広く読者の皆さんにアンケートを取るべきところでしょうが、 準備不足で間に合わなかったのです。この件に関しては、反省しています。
 気がついた時で構いませんから、以下のメールアドレスにご遠慮無くご意見を 送って頂けますととても助かります。今後の編集の手助けになることは間違い ありません。
 では、今後ともご協力お願い致します。
(K.M.)

編集委員会

委員長 栗原宏之(山之内製薬) kurihara@yamanouchi.co.jp
委員  三浦圭子(萬有製薬) miurakk@banyu.co.jp
委員  鈴木誠(第一製薬) leh01440@niftyserve.or.jp
顧問  田仲可昌(筑波大)


ご意見、ご要望などは下記のアドレスにメールを下さい。
sasaki@tara.met.nagoya-u.ac.jp