構造生物 Vol.4 No.2
1998年8月発行

TARA坂部プロジェクト第2期出発にあたって


祥雲弘文

プロジェクト代表

本坂部プロジェクトは、筑波大学先端学際領域研究機構(TARA)の生命機能変換 研究アスペクトに属する一プロジェクトとして平成7年、坂部先生を代表者としてスター トしたことは皆様ご承知のことと存じます。早くも3年が経過し、本プロジェクトは昨 年度で一応の区切りとして終了し、本年度よりリエゾン推進室の「リエゾン推進研究」 のプロジェクトとして新たにスタートしました。今後7年間の期間を予定されているプ ロジェクトです。6月24日に前プロジェクトの終了報告会が開催され、祥雲が報告を 済ませました。

 リエゾン推進研究とは通常のアスペクト研究よりも規模が大きく広範囲のテーマを含 み、将来のアスペクトの核に発展できるようなプロジェクトと言うことで、TARA全 体で現在2件が採択されております。坂部プロジェクトの性格はこちらの主旨にあって いるようにも思われます。何れにしても実質的な違いはありません。 7月7日にはセミナーを開催しますが、予想より多数の参加申し込みがあり、喜んで おります。これからは様々な活動を通して会員の交流や研究の活性化を図り、この分野 の研究の進展に少しでもお役にたてればと願っております。班員の皆様の更なるご活躍 とご協力をお願い中し上げます。


ご意見、ご要望などは下記のアドレスにメールを下さい。
sasaki@tara.met.nagoya-u.ac.jp