構造生物 Vol.4 No.3
1998年12月発行

編集委員長交代にあたって


栗原宏之

山之内製薬

TARA坂部プロジェクトが発足してから約3年間、機関誌『構造生物』の編集委員 長を務めさせて頂きましたが、この度委員長を交代することになりました。なにぶん にも不慣れのため、執筆者や読者の方々にはいろいろとご迷惑をかけてしまったので はないかと懸念しておりますが、皆様の多大なるご協力をもちまして何とか全部で機 関誌を9回発行することができました。どうも有り難うございました。最初はとまど いもありましたが、私個人にとっては非常に貴重な体験をさせて頂いたと思っており ます。特に班員の方々とのコミュニケーションが増大したことは大いに役に立ちまし た。

3年前編集委員長を引き受けた際に、この機関誌の役割として、1)プロジェクトの 活動内容の報告と2)班員間の情報交換の場の提供という2つを考えました。また、プ ロジェクト内には生化学者、結晶学者等様々な分野のバックグラウンドを持った研究 者がいるので、なるべく内容が偏らないように、そして専門家以外にもわかりやすく かつ専門家にも物足りなくない内容を目指してきました。はたしてこれらのことがど れ程実現できたのか。まだまだ不十分だとは思いますが、これからもわかりやすい機 関誌づくりを心がけていきたいと思います。

昨年には『構造生物』が国会図書館に登録され、ISSNナンバーを頂きました。現在 の発行部数は約800部(うち約600部を配布)です。今回の委員長および委員の交代 で新しい知恵が注入され、より一層充実した機関誌になればと期待しております。こ れから当分の間、編集委員長は味の素の石川弘紀さん、編集委員はロシュの曽我部智 さんと私が担当します。今後とも皆さんのご協力を宜しくお願いいたします。

旧編集委員会(1995-1998)
編集委員長: 栗原宏之 (山之内製薬) kurihara@yamanouchi.co.jp
編集委員:  三浦圭子 (萬有製薬) miurakk@ba11yu.co.jp
編集委員:  鈴木誠 (第一製薬) suzukl71@daiichipharm.co.jp
編集顧問:  田仲可昌 (筑波大) ytanaka@s水ura.cc.tsukuba.ac.jp

新編集委員会(1999- )
編集委員長: 石川弘紀 (味の素) clm_ishikawa@te10.ajinomoto.co.jp
編集委員:  曽我部智 (日本ロシュ) satoshi.sogabe@roche.com
編集委員:  栗原宏之 (山之内製薬) kurihara@yamanouchi.co.jp
編集顧問:  田仲可昌 (筑波大) ytanaka@sakura.cc.tsukuba.ac.jp


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sasaki@tara.met.nagoya-u.ac.jp